徘徊声かけ大作戦!おじいちゃんの暴走をくい止めよう!

祖母や父が認知症になって何が一番大変だったかというと、徘徊の対処。

個人差はありますが、失禁や嚥下、歩行困難などの症状よりもひと足先にやってるのが徘徊のような症状。

大小、症状の出方もさまざまですが、我が家の場合は祖母より父の方が酷かったような気がします。

毎日ではなかったんですが、急に。「家に帰る」と言うんです。
もちろん40年住んでいる自宅にいてです(笑)
父の話を聞くとどうも子供の頃に住んでいた家の事らしいんですよね。
この「子供の頃に住んでいた家に帰りたい」という話は本当によく聞きます。
介護施設で働いていた時は、昼夜問わず入所者の誰かが訴えていました。

仕事の時は施設ということもあり、「家に帰る」と訴えてた方の気が済むまで外を散歩したり、夜間だと安全対策のため施錠された施設内をゆっくりお話しながら散歩していました。

でも自宅介護の父の場合はそうはいきません。私の事を娘と認識していますし、そのせいで遠慮もありません。
父からすると、自分がこんなに家に行きたいと言っているのに、連れていってくれない子供は「親不孝者」ですよ。
でもここで私が正論を貫いたところで意味がありませんから、毎回この訴えてがあった時の対策は…まず

自宅の住所を聞いてみる

覚えてないとわかっていても聞いてみます。
思い出そうとして頭をつかいますし、訴えをわかってくれたと思い興奮がすこしですが収まります。

地図を持ってきて椅子に座ってもらい自宅を探す

こうなると共感してもらえた事に安心し笑顔がでることも。座ることで身体の緊張もほぐれます。

地図で自宅周辺にあるもの(山、川、海、小学校、駅)の名前を出し盛り上がる

思い出話をして心を落ち着かせ、時々違う話題を出しながら徐々に「帰りたい」気持ちをそらします。
特に小学校の話が父は好きです。兄弟で登校したことや「〇〇君と喧嘩をした」という話を毎回してくれます。

お茶などを用意して、子供の頃に好きだった食べ物の話もする

温かい飲み物でホッと一息。穏やかな心がもどってきます。そー言えばお腹が空いたなとか喉が渇いたななど違う欲求が出てきて、最初に訴えてた帰宅欲求が薄れていきます。

美味しいお菓子をいただいたからといって席をはずす

この声かけの後座って待っていられたらもう大丈夫。話が逆戻りしないように気を付けながら談話します。

座って待てずにソワソワし「家に早く帰ろう」などと訴えてくる

思い出話をしつつ夜中であれば「今日はもう電車がないので明日にしよう」とか昼間などは「私が風邪気味なので明日でもいいかな?」と言ってみるといいかも。
自分の病気などのせいで行けないとなれば「大丈夫だ!」と余計ムキになってしまうが、子供が風邪気味ならとあっさり諦めてくれることも多い。

ここまで簡単に書きましたが、実際にこれらのことを実行するとスムーズにいっても40分はかかるので、焦らずにゆっくり話を進めることが大事です。
不思議なものでこちらが焦っていると相手も敏感に感じ取って、こちらの話に全く耳を貸さなくなるんですよね。
本当に家族介護は忍耐の修行ですね。

介護の仕事をした経験があるのに、父の介護に右往左往している毎日です。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク